2014年4月4日金曜日

思わぬ展開・・・谷澤達也の闘志に火が着いた!?(第5節ロアッソ熊本)

  重苦しい雰囲気の中、期待の若手・井出揺也のスタメン抜擢がありました。さらに兵働・谷澤も久々に先発復帰し、中盤に「兵働・谷澤・町田・井出」とテクニカルな選手が結集される陣容。ゲーム開始直後からの総攻撃でいきなりケンペス選手のシーズン初ゴールが生まれ、新布陣で相手を圧倒するかに思われましたが・・・。

  先制の直後から井出の右サイドでボールを奪うという相手の戦略が機能し始め、一転して苦境に陥り約20分ほどペースを奪われる。ここでベンチは谷澤と井出のポジションを入れ替えて、「谷澤の守備力」で形勢逆転を意図すると、見事に期待に応えた谷澤の奮闘により主導権を取り返すことに成功。右SBの天野との連携も良く、右のワイドで存在感を発揮!左はSBの中村が抜群のキープ力で制圧。ジェフにとってはひとまず理想的な陣容。

  奪ったボールを兵働に入れ、そこからすぐにケンペスがこれまでのジェフの「いまいち」な攻撃パターンだったが、キープ力がある両翼(谷澤、中村)に加えて、良く走る町田・井出がスペースへ飛び出すので、兵働の「ちらし」が冴え渡る。相手との力関係といったら失礼な話だが、今日に限っては1vs1はことごとくジェフの選手が1枚上手。しかし毎回こんな相手ばかりではないが・・・。

  結果は3-0で完勝。せっかくの初スタメンで厳しすぎる退場処分になった井出が抜けても尚も互角の展開(攻め手は一気に少なくなったが・・・)。3点目の谷澤の「ワールドクラス」のトラップ&シュートには痺れましたね!ロッベンやらメッシやらのゴールを見ているようだ・・・いやいやあれはディカーニオかロベルト=バッジオのような古典的な香りもしました。こういうプレーを見せるのが「プロ」(お金を貰ってするサッカー)ってもんだろう。

  さてさて次節は水戸ホーリホック戦。山中、井出を欠く中で2列目の一角を占めるのは誰か?順当にいけば、田中ユウスケなんでしょうが、チームのバランスを考えると交代の切り札に取っておきたい気が。森本を入れるというのも一つの手かも。テクニカルな面を強調するなら大塚。とりあえず右・谷澤で左・中村の両翼がある中で、町田と同等にトラップが上手くセンターでプレーできるのは魅力。

  水戸は2連勝のあと3連敗でしかも3戦ノーゴール。こういう相手を目覚めさせるのがジェフの得意技なんて自虐的なことを言ってしまう・・・それくらい嫌なデータ。すでにヴェルディ戦でやらかしてるので、そろそろそういうのは卒業しましょう。相手は失点が少ないチームなので、ジェフの守備陣の奮闘が勝負のポイントになりそう。三島という未知の大型ストライカーをしっかり抑えられるか?

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