2013年2月16日土曜日

明日は「ちばぎん」ですね

  毎年プレシーズンに行われる「ちばぎんカップ」は、ジェフにとってはなんとなく勝ててしまう印象が強いです。柏レイソルがJ1優勝を果たした2年前の「ちばぎん」は加入したオーロイ選手に期待して柏の葉キャンパスに乗り込んだのですが、柏レイソルの攻撃のあまりの迫力に完全にビビりましたね・・・。昔からジェフというのは不思議なチームで相手が強すぎてレベルの違いが明らかだと、予想外の力を発揮したりするんですが、そのゲームもその典型のような試合でした(あのレアルマドリード相手に思わぬ善戦したこともありましたね・・・逆に相手が格下のJ2では苦戦することが多いな・・・)。

  その試合を見た帰り道に、「レイソルJ1優勝あるな・・・」とか話してましたね。レイソルの2人の大型FW(その後まもなく戦力外)が下手だったので点は取られなかったのですが、ジョルジ=ワグネル選手のダイナミックなドリブルフォームは敵ながら天晴れという感じで、右サイドバックの山口慶選手がチャンスでもまったく攻撃しないので(守備ではMVPクラスの貢献でした)、相手もマークを外していて、サイドチェンジのボールがかなりフリーで山口に来るのですが、前へのフィードがまったく精度がなく(フリーですよ!)、ここからオーロイにダイレクトに出せる選手だったらな〜・・・と思いながら見てました。右サイドの青木考太選手もまったく安定感がなくガッカリさせられましたね・・・。深井選手のミドルとオーロイ選手が敵陣深くで競り合うところくらいしか見所がなかった試合でした・・・。けど深井選手のPK1発で勝ちました。

  柏の手間暇かけた攻撃に対し、ロングボール1本で応戦できるというか、柏を混乱させることができたのでオーロイ選手には「スペシャル」なものを感じたのですが・・・。今年のジェフはそこから大きく生まれ変わって2年前の柏のようなチームになるんじゃないかという予感があります。柏レイソルを貶すつもりはありませんが、レアンドロ=ドミンゲス選手の卓越した戦術眼が唯一の武器なんじゃないかと思います。酒井選手の抜けたサイドの弱体化が補えていないまま去年は終わってしまった印象です。今年はFWにクレオ選手と右サイドバックにキム=チャンス選手と的確な補強をしてきたので、シーズンが始まってコンビネーションが良くなればかなり強そうですね。4人の外国人プレーヤーのレベルはJリーグ最強レベルにありますが、日本人選手がやや小粒な気がします・・・。個人的に好きな選手は茨田選手ですが、ベンチかな・・・。

  去年Kリーグでやっていてジャイール選手をよく知っているキム=チャンス選手はちょっと気になりますね。ここはスタメンで「変態ドリブル」の谷澤選手(久々の古巣対決ですね・・・)でリズムを乱しておいて、後からジャイール選手投入でケリをつけたいですね。右サイドも田中選手でスタートして橋本選手(この選手SBなのに長身でいいですよね)を疲れさせてからの米倉選手でぶち抜く作戦なんてどうでしょうか・・・。

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