2013年2月5日火曜日

J1チームに勝利

  前々から感じていたがジェフから見て、J1のチームの戦力が圧倒的ということはない。おそらく名古屋だろうが浦和だろうが広島だろうがフルメンバーのジェフなら互角以上の戦いが出来ると思う。ジェフが戦って確実に負けるであろうレベルのチームは、バルセロナとバイエルンミュンヘンくらいだと思う。

  ジェフは逆にJ2で絶対的な強さを見せられるチームだ。昇格こそ逃しているが、トップコンディションでの強さは折り紙付きだ。独走で昇格した柏レイソルやFC東京をリーグ戦で圧倒した試合すらある。なのでジェフファンは天皇杯でどこのチームと当たろうが、ちゃんとジェフのサッカーが出来れば勝てると考えている。いつ天皇杯を優勝してもおかしくないとすら思っている。

  前置きが長くなったが、ジェフは今期最初のトレーニングマッチでJ1中位クラスのサガン鳥栖を圧倒したらしい。ジェフは去年のメンバーを踏襲するのではなく、韓国人コンビをチームの中核に置く戦術を模索しているらしい。ジェフの新しい鈴木監督はポルトガル語が堪能な方らしいが、日本人監督にしては類希なサッカーに対する哲学を持っているようだ。ちょっと例えが変だが、ブラジルのチームが強くなるとき、そのチームにはアルゼンチンやウルグアイの選手が数名いることが多い気がする。ブラジル人だけで和気あいあいとやるチームより緊張感がありブラジルサッカーの常識を超えたプレーが出来る外国人はチームにとって大きな影響力があったと思う。
  
  去年のジェフはまさに、日本人だけで和気あいあいとやるチームだったのではないか?外国人プレーヤーも素質十分だったと思うが、監督がチームの戦力として使えなかった。ジェフが2000年代にJ1の上位に位置するきっかけになったのは間違いなく韓国人ストライカー崔龍洙の加入が大きかった。さらにこの選手を中心にチームを作ったベルデニック監督のサッカー哲学があったからだと思う。今年、世代の代表の韓国人選手が2人加入して、早くも鈴木監督はチームで積極的に使っているのにはかなり期待ができる。韓国の大学中退の選手がすぐレギュラーをとっている状況から、日本の世代の代表とも言えるジェフの大卒プレーヤー達(大岩・町田・栗山・藤本)も奮起してくれそうだ。2001年からのジェフのサクセスストーリーが干支を一回りした今年2013年に再び動きだすのではないか?と密かに想っています。

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