結果論に思われるかもしれませんが、スタメンを見てちょっと嫌な予感がしました。GK岡本 DF天野・キムヒョヌン・山口(智)・中村 MF山口(慶)・兵働・谷澤・町田・井出 FWケンペス とまあ予想通りの布陣なのですが、今回の相手は目下6連勝中で破竹の勢いの湘南。今シーズン初めてコンビを組む「天野とキムヒョヌンの連携」だったり、激しいプレス合戦はまだまだ未経験に近い「井出の起用」など守備に不安要素が多いように感じました。それにしても「0−6」という衝撃の結果までは予想できませんでしたが・・・。
本日出場停止だった大岩一貴というプレーヤーがいかにチームに落ち着きを与えていたかがよくわかるゲームだったんじゃないかと思います。ド派手な攻め上がりとハードワークな守備は確実にジェフの攻守に厚みを加えていました。まだ得点こそありませんでしたが、彼のオーバーラップは着実に相手ゴールに迫っていましたし、兵働、町田といった奇才パサーが揃い踏みするチームにとって、彼の攻撃参加はパスの選択肢を増やしますし、相手守備も相当に混乱させます。大岩が出場できれば、違った結果になっていた!とは言いきれませんけど。
1点目、2点目と懸念していた右サイドから崩されて立て続けに失点。クロスかシュートのどちらかをブロックできていれば生まれなかった2点ですが、いずれの守備機会も負けてしまうのですからこれは大きな問題。クロスやシュートへのブロック力にかけては抜群の大岩がいれば・・・。一方で代役のキムヒョヌンはカウンターを仕掛けてくる相手の2トップをマンマークする能力はチームトップクラスだと思いますが、湘南のように人数をかけて攻めてくる相手はちょっと苦手な様子。今日もマークがズレる展開でシュートブロックがことごとく空振り。大量失点はキムヒョヌン一人のせいではもちろんないですが、彼が湘南の攻撃に対し無力だったことは確かです。
攻撃陣も情けないことに、ケンペスのヘディングシュート以外は枠の中に飛ばすこともできない。前半は町田が溜めて、左の中村からクロスという攻撃が効果的でしたが、湘南の修正は早く、ボールを持ちたがる井出、中村に「持たせて」速い攻撃を封じる守備を展開。井出、中村の才能で単発的に切り込むことは出来るけど二度と同じことはやらせてもらえない。そして頼みの兵働は最初から最後まで完全にマークされていました・・・。相手の監督に完全に分析されていたのがよく分ります。湘南は6連勝にも関わらず、ジェフの攻撃を封じるためのスタメン変更をしていたようです。
ジェフのサッカーをやって潔く勝負しよう!という気持ちもわからなくはないですが、こちらにもいくらでも作戦を立てることができたと思います。各選手のコンディションなど細かいことはわかりませんが、絶対に勝ちたいなら相手の勢いを削ぐために撹乱戦術があっても良かったと思います。特に大岩の出場停止という緊急事態なわけですから、GK岡本 DF山口(慶)・田代・山口(智)・中村 MF佐藤(勇)・キムヒョヌン・谷澤・町田・田中 FW森本 といった守備的なスタメンに、後半途中から兵働・山中・ケンペスを投入して勝負に出るというくらいの手堅さがあっても良かったように思います。
最後に絶望的な得点差の中でも特に気概を持って飛び出しのプレーで最後まで1点を狙いにいった山口(慶)キャプテンの責任感には心を打たれました。もしこのキャプテンが右SBに入っていたら、むざむざと失点を重ねることはなかったんじゃないですかね・・・。プロスタメン1試合目が退場。2試合目が大敗。と伝説的なデビューを飾りつつある井出もふてぶてしいまでの才能を随所に発揮していました。再びジェフから日本代表選手が生まれる日も近いのではないですかね。
2014年4月13日日曜日
2014年4月6日日曜日
負けるな大岩!チームを支えているのは君だ! (第6節水戸ホーリーホック)
連勝!谷澤の連続ゴール!そして連続の退場者!ジェフの「闘志」と「技術」が相手を上回った前節、今節にサポーターは大満足でした。兵働&谷澤のベテランコンビが大車輪の働きで、まだまだ経験不足な若手選手に勇気を与え、「チーム力」の高さを十分に実感でき今年こそは悲願のJ1昇格もプレーオフ無しで達成できるのかも!?
4~5点は取れていそうな前半に、ド・カウンターを喰らって追いつかれ、ジェフにとって最大の敵である「下を向く」時間が前半終了まで続きました。水戸もそれほど攻撃にバリエーションが無く、ひたすらにFW三島に合わせるだけ。それでも天野とのマッチアップに当然ながら空中戦で全勝し続けて、ゴール前はヒヤヒヤ・・・。逆に天野が負け続けたおかげで水戸の攻撃が単調になったという見方もできますが、後半にはPKも取られてますし、あまりジェフにとっては良い戦術ではないです。
攻撃陣はまだまだ町田と田中が迫力不足で、まったく怖さがない。現実的に有効な攻め手は中村がサイドをえぐってからのクロスと、ケンペスがサイドに流れてから「無双」しながらボックスに突入するという2つの形のみ。前節はこの形で2ゴール。今日も2点目はケンペスのキープから谷澤のミドル。シュートを外すイメージこそありますが、なんだかんだでケンペスは2試合で1ゴール2アシストの大活躍!これでは森本を投入する時間もなかなか取れません。
谷澤、兵働、ケンペスに加えて、PKを止めた岡本と、随所に好プレーが光るキャプテン山口慶と、「アラサー」プレーヤーが連勝の立役者となりました。ちょっとサポーターの怒りを買ってしまったのが大岩でしょうか。ここ数試合では絶好のチャンスで決め切れず、失点に絡む(CBだから仕方ないが・・・)プレーことも。今日はさらにPKを取られ、挙げ句の果ては退場。なかなか運がないなと感じてしまいます。
CBにも関わらず流れのなかで最前線まで攻め上がりゴールまであと一歩!みたいなダイナミックなDFがかつてジェフに居た事があったでしょうか? それこそ中西永輔と阿部勇樹がCBを務めた時くらいしか見られなかったプレーです。中西も阿部もどちらもジェフの「象徴」として一時代を築いた名選手なわけですが、どちらもジェフ3年目ではまだまだおぼつかない選手でした(阿部はまだ18歳でしたが・・・)。大岩もこの2人に並ぶ「レジェンド」への階段を登っている最中。派手な攻撃参加は「目立ちたがり」な部分もありそうですが、中西や阿部に近い要素だと思うのです。
大岩は1点取れば、どばどばと得点を重ねそうな予感があります。シーズン10ゴールも夢ではないでしょう。去年SBに転向して瞬く間に10アシストを積み上げた米倉のような、攻撃的スタイルのDFとして大岩が飛躍すれば、J2優勝も難しいことではないと思います。さて次節は目下6連勝中の湘南ベルマーレとホームフクアリで戦います。フクアリでのジェフは相手が強ければ強いほど、勝率が上がるというまさに「劇場」なわけで、久しぶりに「カタルシス」を感じる試合が見られそうです。FC東京とガンバ大阪をともに「3-0」でフルボッコにした「J2版フクアリ劇場」。今度は誰が主役に?
4~5点は取れていそうな前半に、ド・カウンターを喰らって追いつかれ、ジェフにとって最大の敵である「下を向く」時間が前半終了まで続きました。水戸もそれほど攻撃にバリエーションが無く、ひたすらにFW三島に合わせるだけ。それでも天野とのマッチアップに当然ながら空中戦で全勝し続けて、ゴール前はヒヤヒヤ・・・。逆に天野が負け続けたおかげで水戸の攻撃が単調になったという見方もできますが、後半にはPKも取られてますし、あまりジェフにとっては良い戦術ではないです。
攻撃陣はまだまだ町田と田中が迫力不足で、まったく怖さがない。現実的に有効な攻め手は中村がサイドをえぐってからのクロスと、ケンペスがサイドに流れてから「無双」しながらボックスに突入するという2つの形のみ。前節はこの形で2ゴール。今日も2点目はケンペスのキープから谷澤のミドル。シュートを外すイメージこそありますが、なんだかんだでケンペスは2試合で1ゴール2アシストの大活躍!これでは森本を投入する時間もなかなか取れません。
谷澤、兵働、ケンペスに加えて、PKを止めた岡本と、随所に好プレーが光るキャプテン山口慶と、「アラサー」プレーヤーが連勝の立役者となりました。ちょっとサポーターの怒りを買ってしまったのが大岩でしょうか。ここ数試合では絶好のチャンスで決め切れず、失点に絡む(CBだから仕方ないが・・・)プレーことも。今日はさらにPKを取られ、挙げ句の果ては退場。なかなか運がないなと感じてしまいます。
CBにも関わらず流れのなかで最前線まで攻め上がりゴールまであと一歩!みたいなダイナミックなDFがかつてジェフに居た事があったでしょうか? それこそ中西永輔と阿部勇樹がCBを務めた時くらいしか見られなかったプレーです。中西も阿部もどちらもジェフの「象徴」として一時代を築いた名選手なわけですが、どちらもジェフ3年目ではまだまだおぼつかない選手でした(阿部はまだ18歳でしたが・・・)。大岩もこの2人に並ぶ「レジェンド」への階段を登っている最中。派手な攻撃参加は「目立ちたがり」な部分もありそうですが、中西や阿部に近い要素だと思うのです。
大岩は1点取れば、どばどばと得点を重ねそうな予感があります。シーズン10ゴールも夢ではないでしょう。去年SBに転向して瞬く間に10アシストを積み上げた米倉のような、攻撃的スタイルのDFとして大岩が飛躍すれば、J2優勝も難しいことではないと思います。さて次節は目下6連勝中の湘南ベルマーレとホームフクアリで戦います。フクアリでのジェフは相手が強ければ強いほど、勝率が上がるというまさに「劇場」なわけで、久しぶりに「カタルシス」を感じる試合が見られそうです。FC東京とガンバ大阪をともに「3-0」でフルボッコにした「J2版フクアリ劇場」。今度は誰が主役に?
2014年4月4日金曜日
思わぬ展開・・・谷澤達也の闘志に火が着いた!?(第5節ロアッソ熊本)
重苦しい雰囲気の中、期待の若手・井出揺也のスタメン抜擢がありました。さらに兵働・谷澤も久々に先発復帰し、中盤に「兵働・谷澤・町田・井出」とテクニカルな選手が結集される陣容。ゲーム開始直後からの総攻撃でいきなりケンペス選手のシーズン初ゴールが生まれ、新布陣で相手を圧倒するかに思われましたが・・・。
先制の直後から井出の右サイドでボールを奪うという相手の戦略が機能し始め、一転して苦境に陥り約20分ほどペースを奪われる。ここでベンチは谷澤と井出のポジションを入れ替えて、「谷澤の守備力」で形勢逆転を意図すると、見事に期待に応えた谷澤の奮闘により主導権を取り返すことに成功。右SBの天野との連携も良く、右のワイドで存在感を発揮!左はSBの中村が抜群のキープ力で制圧。ジェフにとってはひとまず理想的な陣容。
奪ったボールを兵働に入れ、そこからすぐにケンペスがこれまでのジェフの「いまいち」な攻撃パターンだったが、キープ力がある両翼(谷澤、中村)に加えて、良く走る町田・井出がスペースへ飛び出すので、兵働の「ちらし」が冴え渡る。相手との力関係といったら失礼な話だが、今日に限っては1vs1はことごとくジェフの選手が1枚上手。しかし毎回こんな相手ばかりではないが・・・。
結果は3-0で完勝。せっかくの初スタメンで厳しすぎる退場処分になった井出が抜けても尚も互角の展開(攻め手は一気に少なくなったが・・・)。3点目の谷澤の「ワールドクラス」のトラップ&シュートには痺れましたね!ロッベンやらメッシやらのゴールを見ているようだ・・・いやいやあれはディカーニオかロベルト=バッジオのような古典的な香りもしました。こういうプレーを見せるのが「プロ」(お金を貰ってするサッカー)ってもんだろう。
さてさて次節は水戸ホーリホック戦。山中、井出を欠く中で2列目の一角を占めるのは誰か?順当にいけば、田中ユウスケなんでしょうが、チームのバランスを考えると交代の切り札に取っておきたい気が。森本を入れるというのも一つの手かも。テクニカルな面を強調するなら大塚。とりあえず右・谷澤で左・中村の両翼がある中で、町田と同等にトラップが上手くセンターでプレーできるのは魅力。
水戸は2連勝のあと3連敗でしかも3戦ノーゴール。こういう相手を目覚めさせるのがジェフの得意技なんて自虐的なことを言ってしまう・・・それくらい嫌なデータ。すでにヴェルディ戦でやらかしてるので、そろそろそういうのは卒業しましょう。相手は失点が少ないチームなので、ジェフの守備陣の奮闘が勝負のポイントになりそう。三島という未知の大型ストライカーをしっかり抑えられるか?
2014年3月30日日曜日
悔しい敗戦と敵将の高笑い(第4節Vファーレン長崎)
悔しすぎて低すぎるテンションで1週間を過ごしました。長崎が去年ほど強くないというと失礼かもしれませんが、兵働選手の使い方がちょっと納得いかなかったですね・・・。勝てた?とか言っても仕方ないことですが、この試合に限っては「作戦負け」の感が強く残りました。前半の2失点は完全に想定外だったと思います。これまで4戦さほど攻め込まれなかったというある種の油断がハッキリ見てとれました。もちろん長崎の決定力を褒めるべきですが・・・。
それでも2点のビハインドをどうにかする力はあったように思います。前半の終了間際の波状攻撃はチーム全体で取りに行くという意思統一を感じました。特に2失点喰らったCBの山口智・大岩の両選手の「自分が取り返す!」という意識はとても高く、大岩選手の果敢な攻め上がりは3回ともビッグチャンスにつながりました。これはこの選手の攻撃能力の高さを示しています。右SBが竹内選手ですから、時間帯によってポジションチェンジも可能なので今後のオプションとしてアリなのでは?広島の塩谷選手のようなブレイクを期待したい。
それでもこの試合の最大の見所は後半から始まった「兵働ショー」。J2のプレーヤーとしては異次元の空間把握能力とパスセンスを持っていて、ボランチの位置から面白いようにコントロールしてました。ロングパスを封じるために相手が寄せればテクニックのある町田・山中の両選手とワンツーを見せるなど、これまでにない「打開」力を見せたと思います。ここにナム選手が加われば「夢のカルテット」が完成しそうな雰囲気。もちろんテクニックに優れる大塚選手・谷澤選手が入っても「化学反応」が起こるかもしれませんし、もしかしたら佐藤勇人選手の追加でさらなる「爆発」もあるのではないかと密かに思っています。
ケンペス選手が復調して去年のような「フィジカルモンスター」っぷりを発揮すれば、もっと楽に闘えるようになると思いますが、もし調子がなかなか戻らないならば、「兵働オールスターズ」による「0トップ」でも良いのではないか?という気がします。長崎戦では左ワイドを完全に中村選手に任せて、中央を制圧する作戦だったようですが、できれば右ワイドにもサイド適正が高い選手(ヨネク〜ラがいれば・・・)が入るといいですね。縦に速くて1人で打開できる選手。とりあえず今のところ山中選手しか思いつきません。シーズン初の右サイドを後半やってましたが、ポジション取りに戸惑い全くボールが引き出せていませんでした。
さて次節のホーム熊本戦では、いよいよ右サイドに山中選手を入れての「進化型」の攻撃が見られるでしょうか。熊本は前節で巻選手に代わってスタメンに入った新人の澤田選手がいきなり結果を出しました。フクアリ凱旋で巻選手の奮起も期待できますが、もしかしたら澤田選手が出てくるかもしれません。大岩選手には絶対にこの中央大の後輩にゴールを奪われるといった「失態」は避けてもらいたいですね。橋本選手という20歳の元気な選手がいます。去年の長崎の幸野選手と同じくFC東京ユース出身のエリート「レンタル」選手に弱いジェフですからちょっと気になります。もう負けは許されない状況なので、自信を持って自分達のスタイルで攻めまくってほしいです。
それでも2点のビハインドをどうにかする力はあったように思います。前半の終了間際の波状攻撃はチーム全体で取りに行くという意思統一を感じました。特に2失点喰らったCBの山口智・大岩の両選手の「自分が取り返す!」という意識はとても高く、大岩選手の果敢な攻め上がりは3回ともビッグチャンスにつながりました。これはこの選手の攻撃能力の高さを示しています。右SBが竹内選手ですから、時間帯によってポジションチェンジも可能なので今後のオプションとしてアリなのでは?広島の塩谷選手のようなブレイクを期待したい。
それでもこの試合の最大の見所は後半から始まった「兵働ショー」。J2のプレーヤーとしては異次元の空間把握能力とパスセンスを持っていて、ボランチの位置から面白いようにコントロールしてました。ロングパスを封じるために相手が寄せればテクニックのある町田・山中の両選手とワンツーを見せるなど、これまでにない「打開」力を見せたと思います。ここにナム選手が加われば「夢のカルテット」が完成しそうな雰囲気。もちろんテクニックに優れる大塚選手・谷澤選手が入っても「化学反応」が起こるかもしれませんし、もしかしたら佐藤勇人選手の追加でさらなる「爆発」もあるのではないかと密かに思っています。
ケンペス選手が復調して去年のような「フィジカルモンスター」っぷりを発揮すれば、もっと楽に闘えるようになると思いますが、もし調子がなかなか戻らないならば、「兵働オールスターズ」による「0トップ」でも良いのではないか?という気がします。長崎戦では左ワイドを完全に中村選手に任せて、中央を制圧する作戦だったようですが、できれば右ワイドにもサイド適正が高い選手(ヨネク〜ラがいれば・・・)が入るといいですね。縦に速くて1人で打開できる選手。とりあえず今のところ山中選手しか思いつきません。シーズン初の右サイドを後半やってましたが、ポジション取りに戸惑い全くボールが引き出せていませんでした。
さて次節のホーム熊本戦では、いよいよ右サイドに山中選手を入れての「進化型」の攻撃が見られるでしょうか。熊本は前節で巻選手に代わってスタメンに入った新人の澤田選手がいきなり結果を出しました。フクアリ凱旋で巻選手の奮起も期待できますが、もしかしたら澤田選手が出てくるかもしれません。大岩選手には絶対にこの中央大の後輩にゴールを奪われるといった「失態」は避けてもらいたいですね。橋本選手という20歳の元気な選手がいます。去年の長崎の幸野選手と同じくFC東京ユース出身のエリート「レンタル」選手に弱いジェフですからちょっと気になります。もう負けは許されない状況なので、自信を持って自分達のスタイルで攻めまくってほしいです。
2014年3月16日日曜日
ケンペス決めろ〜!岡本が掴んだ勝ち点1 (第3節東京ヴェルディ)
前節で苦しみながらも、チームワークの守備で勝利したジェフ。今節のメンバーも「チームワーク」重視の編成で、25歳前後の4人の主軸(森本・町田・大岩・中村)に5人のチーム愛溢れる「汗かき屋のベテラン」(田中・山口慶・佐藤健・竹内・岡本)。そして最年長(山口智)と最年少(山中)のスペシャルな2人。とてもいいバランスなんですが、サッカーはそれだけじゃ勝たせてくれない・・・。それどころかこのメンバーの時間は負け試合。
相手はいくらなんでもヤングすぎる19歳軍団。言葉は悪いが序盤から高校サッカーで見られるような未熟なアフターチャージを連発。まだ町田・大岩の学生サッカーを卒業して間もない選手は上手く対応していたように見えるが、Jリーグ生活も10年近くなく「汗かき屋のベテラン」が相手の若さゆえの間合いに戸惑う様子。さらに困ったのが不明確なジャッジ。30歳の若手審判を色眼鏡で見てしまう部分もあって、ジェフの選手が激高するシーンが何度も・・・。ゲームが進むにつれてリズムを失ってしまう。
約60分のスターターでのゲーム時間はほとんど良いところがなかった。ジェフが実力でボールを繋いでいるというよりは、相手の軽卒なタイミングの守備からことごとくジェフがボールを拾っただけ。今期初スタメンの右SB竹内選手はクロスが満足に上げられない欠点を露呈。米倉選手の穴はどうも埋まりそうにない・・・竹内選手、天野選手には悪いが「このチームにヨネが居たらなあ・・・」。W杯を目指してJ1移籍だったと思うが夏になったら戻ってきてくれないか。
1点ビハインドの後半15分に運動量の多い森本・町田の両選手を下げて、ケンペス・谷澤の「ダブルスーパーサブ」を投入。中村選手のクロスも生きるし、足りなかった仕掛けを谷澤選手が敢行(ちょっと軽いのが気になるが・・・)。これでリズムをあっさり取り戻すのが鈴木采配の真骨頂。ケンペス・谷澤の2人が入ると不思議と元気になる田中選手。なかなかなムードになる中でいよいよ「本物のスーパーサブ」兵働選手を投入。残り15分で完全にジェフが甦る!
両チームの選手に大変失礼かもしれないが、今日の試合で真の「プロフェッショナル」を見せたのはGKの岡本選手とこの兵働選手だけだと思う。それ以外の選手は頑張ってはいるけどまだまだアマチュアサッカーとの絶対的な違いが出せていない。スーパーセーブが2回の岡本選手はMVP。そして見ていて異次元のスゴさ(これぞプロ)を見せたのが兵働選手。15分間だけだったがピッチを支配した「王様」が降臨した。一昨年見せた輝きの片鱗をみることができた。これは今年のジェフの風物詩になりそう「残り15分の男!」。
2014年3月15日土曜日
難産の末のスーパーゴール!(第2節ファジアーノ岡山)
悪い予感しかしなかった開幕戦を見て、早くもジェフのサポーターが行動し、第2節で感動の勝利を手にした!めでたしめでたし。サポーターが抗議すればいくらでもチーム力が上がっていくのかもしれません。J1もJ2も実際のところ客観的に見た選手の能力ではなく、どれだけ一丸のなって戦えているかが「チーム力」となって結果を左右しています。数年前は大量補強で話題になった某関西チームがJ2に降格しましたし、某関東チームはチャンピオンチームから監督以下主力選手を次々に引き抜いていますが、優勝には手が届いていません。
ジェフの開幕戦もそれを象徴するような一戦でした。経営が芳しくない栃木は選手の流出が止まらない状況なのですが、残った選手達が必死に自らの長所を生かしてチームに貢献していました。結果的にジェフは走り負けました。それを感じ取った知性あふれるジェフサポーターは試合後に抗議に及んだ模様。長年ジェフの試合を見て来た人ならば、開幕戦ではジェフは大勝利や今後への希望を必ず見せるチームだと知っているので、今年は明らかに「異常」だと感じていたはずです。
第2節では今年のジェフのカギを握るであろう町田也真人選手がスタメンに復帰しました。ナム選手よりも大塚選手よりも年上の町田選手がトップ下のレギュラーポジションに定着しました。森本選手、中村太亮選手、大岩選手そして町田選手と25歳前後の4人がいつも以上に自信を持って躍動していて、なにやらチームの中に新しい「共闘心」が湧いてきている様子です。まだまだ今年になってからの「共闘関係」なので高いレベルのコンビネーションなどはなく、「理想のチームワーク」などとは程遠い状況ではありますが、お互いにプレーの理解を深めることでチームとしてさらに高いレベルにいけそうな予感はあります。
この4人に「フォア・ザ・チーム」の姿勢が高い山口慶キャプテン、佐藤健太郎選手、田中選手、岡本選手といった少し上の世代が周りを固めていて、最年長の山口智選手と最年少の切り込み隊長・山中選手がそれぞれ個性を発揮しています。さて懸案は右サイドで悩みながらのプレーが続く様子の天野選手でしょうか。せっかく横浜マリノスからプレー機会を求めてやってきたわけですから、J2のサッカーでの効果的なプレーを意識してほしい気がします。まだまだ技巧派マリノス的なプレースタイルがジェフの周りのプレーヤーとの温度差を生んでしまっています。
マリノスならば攻撃時には右サイドを駆け上がっていれば、中村俊輔選手からの正確なサイドチェンジのボールがきたでしょうし、万が一ボールをロストしても、中町選手が機敏にカバーしてくれたでしょう。そしてJ1とくらべていくらか技術が劣るJ2の相手選手は小柄な選手をフィジカルで押さえ込む傾向にあります。昨年の米倉選手は相手を弾き飛ばして前進するタイプでしたが・・・。
この試合では途中から天野選手に代えて竹内選手が投入されました。J2での戦いを考えると現状では竹内選手の方がベターな気がします。特にジェフのチーム作りを念頭に置くと、やや個性的な天野選手よりも「フォア・ザ・チーム」のアラサー5人目として竹内選手を主力にしたほうが良いのでは・・・。
それにしてもジェフのベンチメンバーは個性的な実力者が揃ってしまいました。谷澤選手、兵働選手、佐藤勇人選手、大塚選手とジェフ加入時には「救世主」として期待された選手。実際に1人でチームを変えるほどのポテンシャルは高いのですが、ジェフはこれまで十分に使いこなせませんでした。能力が高く個性が強いベテラン選手のオールスターチームは前述の某関西チームの例もあるように、いろいろ難しい面があるわけです。
そんなわけで、現状では第2節のメンバーに右サイドに竹内選手を迎えた布陣が、「チーム力」を引き出すうえではベストな人選のように感じました。やや粒が小さい印象もありますが、町田選手と山中選手が核となって速い攻撃を繰り出していけば、得点機も増えてくるでしょうし、森本選手と田中選手の本来の決定力はJ2ならば屈指の水準ですから、プレー時間が増えるにつれて爆発してくれると楽観しています。ケンペス選手の復帰でどうなるかわかりませんが・・・。
第3節の相手は東京ヴェルディ。開幕2連敗中のホーム味の素開催で相当な気概で立ち向かってくるでしょう。ジェフは25歳カルテットがチームを引っぱりますが、ヴェルディは今のところユース出身の高木大輔選手、菅嶋弘希選手、前田直輝選手、吉野恭平選手、安西幸輝選手と18~19歳の選手がチームの中心です。すでに吉野選手はサンフレッチェに売約済みですが、要は選手を育てて売るチーム方針です。彼らが欧州で成功し高額な移籍金が発生すればヴェルディにも「育成費」が入るという現代のサッカービジネスを追求するチームなんですね・・・。18~19歳のユース選手をベンチに1人入れるのがやっとのジェフとは全く違う感覚です。ぜひ「25歳のプライド」を見せてほしいですね。
ジェフの開幕戦もそれを象徴するような一戦でした。経営が芳しくない栃木は選手の流出が止まらない状況なのですが、残った選手達が必死に自らの長所を生かしてチームに貢献していました。結果的にジェフは走り負けました。それを感じ取った知性あふれるジェフサポーターは試合後に抗議に及んだ模様。長年ジェフの試合を見て来た人ならば、開幕戦ではジェフは大勝利や今後への希望を必ず見せるチームだと知っているので、今年は明らかに「異常」だと感じていたはずです。
第2節では今年のジェフのカギを握るであろう町田也真人選手がスタメンに復帰しました。ナム選手よりも大塚選手よりも年上の町田選手がトップ下のレギュラーポジションに定着しました。森本選手、中村太亮選手、大岩選手そして町田選手と25歳前後の4人がいつも以上に自信を持って躍動していて、なにやらチームの中に新しい「共闘心」が湧いてきている様子です。まだまだ今年になってからの「共闘関係」なので高いレベルのコンビネーションなどはなく、「理想のチームワーク」などとは程遠い状況ではありますが、お互いにプレーの理解を深めることでチームとしてさらに高いレベルにいけそうな予感はあります。
この4人に「フォア・ザ・チーム」の姿勢が高い山口慶キャプテン、佐藤健太郎選手、田中選手、岡本選手といった少し上の世代が周りを固めていて、最年長の山口智選手と最年少の切り込み隊長・山中選手がそれぞれ個性を発揮しています。さて懸案は右サイドで悩みながらのプレーが続く様子の天野選手でしょうか。せっかく横浜マリノスからプレー機会を求めてやってきたわけですから、J2のサッカーでの効果的なプレーを意識してほしい気がします。まだまだ技巧派マリノス的なプレースタイルがジェフの周りのプレーヤーとの温度差を生んでしまっています。
マリノスならば攻撃時には右サイドを駆け上がっていれば、中村俊輔選手からの正確なサイドチェンジのボールがきたでしょうし、万が一ボールをロストしても、中町選手が機敏にカバーしてくれたでしょう。そしてJ1とくらべていくらか技術が劣るJ2の相手選手は小柄な選手をフィジカルで押さえ込む傾向にあります。昨年の米倉選手は相手を弾き飛ばして前進するタイプでしたが・・・。
この試合では途中から天野選手に代えて竹内選手が投入されました。J2での戦いを考えると現状では竹内選手の方がベターな気がします。特にジェフのチーム作りを念頭に置くと、やや個性的な天野選手よりも「フォア・ザ・チーム」のアラサー5人目として竹内選手を主力にしたほうが良いのでは・・・。
それにしてもジェフのベンチメンバーは個性的な実力者が揃ってしまいました。谷澤選手、兵働選手、佐藤勇人選手、大塚選手とジェフ加入時には「救世主」として期待された選手。実際に1人でチームを変えるほどのポテンシャルは高いのですが、ジェフはこれまで十分に使いこなせませんでした。能力が高く個性が強いベテラン選手のオールスターチームは前述の某関西チームの例もあるように、いろいろ難しい面があるわけです。
そんなわけで、現状では第2節のメンバーに右サイドに竹内選手を迎えた布陣が、「チーム力」を引き出すうえではベストな人選のように感じました。やや粒が小さい印象もありますが、町田選手と山中選手が核となって速い攻撃を繰り出していけば、得点機も増えてくるでしょうし、森本選手と田中選手の本来の決定力はJ2ならば屈指の水準ですから、プレー時間が増えるにつれて爆発してくれると楽観しています。ケンペス選手の復帰でどうなるかわかりませんが・・・。
第3節の相手は東京ヴェルディ。開幕2連敗中のホーム味の素開催で相当な気概で立ち向かってくるでしょう。ジェフは25歳カルテットがチームを引っぱりますが、ヴェルディは今のところユース出身の高木大輔選手、菅嶋弘希選手、前田直輝選手、吉野恭平選手、安西幸輝選手と18~19歳の選手がチームの中心です。すでに吉野選手はサンフレッチェに売約済みですが、要は選手を育てて売るチーム方針です。彼らが欧州で成功し高額な移籍金が発生すればヴェルディにも「育成費」が入るという現代のサッカービジネスを追求するチームなんですね・・・。18~19歳のユース選手をベンチに1人入れるのがやっとのジェフとは全く違う感覚です。ぜひ「25歳のプライド」を見せてほしいですね。
2014年3月8日土曜日
大岩一貴の決意が見たい!(第1節栃木FC)
開幕戦はホームで0-2の敗戦を喫しました。サポーターが居残り抗議を実行するなどかなり不満が残る内容だったのは間違いないのですが、何となく勝てるのではないかという緩い気持ちで見ていたサポーターにも責任があるのではという気がします。相手の栃木FCは資金難から希望通りの戦力補強ができないチームという印象がありますが、最終ラインに、チャヨンファン、イミンス、ドゥドゥといったフィジカルに優れる外国人を揃えたとても現実的な戦力。このチームはJ1チーム相手でも易々と負けたりしないのでは?
もちろんこういうチームを相手にするときの戦い方はあります。代表の香川真司のようなダイレクトプレーの猛者が切り込めば、相手もついてこれずに切り込めるわけですが、ジェフでそういうプレーを得意とするのがナムスンウと森本貴幸の2人。どちらもスタメンではない・・・むむむ。案の定というか、足元で貰いたがる谷澤達也と山中亮輔が次々と弾き飛ばされる展開。
攻撃陣のエンジンがかからない時に、必死で耐えるのが守備陣の役目なんですが、そこでちばぎんに引き続き先制点献上のミスが出てしまう。またしても失点に絡んでしまったのは大岩一貴。ジェフ期待の若手で、この選手が実力でレギュラーを勝ち取ってチームの象徴になるくらいじゃないと、今年のジェフには勢いがつかないだろう。2戦連続での先制点献上で次節も使い続けるとなると控えCBの士気に関わる。もちろんチーム屈指の堅実なカバーリング能力は見事なんだけど、ミスが目立ってしまうのでちょうど代表の吉田麻也みたいな存在。
次節の相手・岡山は実力派FWを揃えるJ2の新興スター軍団。林容平、清水慎太郎、押谷祐樹とオラオラで仕掛けてくるから、ジェフの守備陣の真価が問われる一戦になりそう。ただし岡山も急激な戦力補強でまだチームが出来上がっておらず、スペースさえ与えなければ、相手もジェフのように手数のかかった攻撃に陥るだろうから、怖くないかも。
それにしても町田也真人のようにリズムを変えられる選手がいないとジェフの攻撃は機能しない。まあどんなチームでも同じことがいえるけど。あとは田中佑昌と中村太亮に加えて機動力が生かせる選手を揃えて、相手に走り勝たないと勝利はおぼつかないだろう。竹内彬とキムヒョヌン辺りの力をうまく使える布陣はプランとしてあるのだろうか?
あとは相手も知らないような若手選手を攻撃陣の一角に投入して、相手のプランを乱して乱戦をものにするくらいのドッグファイト能力がないと、すぐに相手に研究されて勝てなくなる。兵働昭弘、佐藤勇人などのベテラン選手の能力は相手チームは十分に検討済みなのだから、定跡通りの配置では相手の作戦にむざむざ引っ掛かるだけだ。そこがジェフがJ2で一番苦しむポイントだということはサポーターは痛いほど分かっているのだけど・・・。
もちろんこういうチームを相手にするときの戦い方はあります。代表の香川真司のようなダイレクトプレーの猛者が切り込めば、相手もついてこれずに切り込めるわけですが、ジェフでそういうプレーを得意とするのがナムスンウと森本貴幸の2人。どちらもスタメンではない・・・むむむ。案の定というか、足元で貰いたがる谷澤達也と山中亮輔が次々と弾き飛ばされる展開。
攻撃陣のエンジンがかからない時に、必死で耐えるのが守備陣の役目なんですが、そこでちばぎんに引き続き先制点献上のミスが出てしまう。またしても失点に絡んでしまったのは大岩一貴。ジェフ期待の若手で、この選手が実力でレギュラーを勝ち取ってチームの象徴になるくらいじゃないと、今年のジェフには勢いがつかないだろう。2戦連続での先制点献上で次節も使い続けるとなると控えCBの士気に関わる。もちろんチーム屈指の堅実なカバーリング能力は見事なんだけど、ミスが目立ってしまうのでちょうど代表の吉田麻也みたいな存在。
次節の相手・岡山は実力派FWを揃えるJ2の新興スター軍団。林容平、清水慎太郎、押谷祐樹とオラオラで仕掛けてくるから、ジェフの守備陣の真価が問われる一戦になりそう。ただし岡山も急激な戦力補強でまだチームが出来上がっておらず、スペースさえ与えなければ、相手もジェフのように手数のかかった攻撃に陥るだろうから、怖くないかも。
それにしても町田也真人のようにリズムを変えられる選手がいないとジェフの攻撃は機能しない。まあどんなチームでも同じことがいえるけど。あとは田中佑昌と中村太亮に加えて機動力が生かせる選手を揃えて、相手に走り勝たないと勝利はおぼつかないだろう。竹内彬とキムヒョヌン辺りの力をうまく使える布陣はプランとしてあるのだろうか?
あとは相手も知らないような若手選手を攻撃陣の一角に投入して、相手のプランを乱して乱戦をものにするくらいのドッグファイト能力がないと、すぐに相手に研究されて勝てなくなる。兵働昭弘、佐藤勇人などのベテラン選手の能力は相手チームは十分に検討済みなのだから、定跡通りの配置では相手の作戦にむざむざ引っ掛かるだけだ。そこがジェフがJ2で一番苦しむポイントだということはサポーターは痛いほど分かっているのだけど・・・。
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